あいちの茶(特徴)
1 統計数値(R2)
項目 | 数値 (全国順位、シェア) | 統計調査名 | |
栽培面積 | 500ha(14位※、1.3%) | 農水省 作物統計 | |
荒茶生産量 | 744t(11位、1.0%) | 農水省 作物統計 | |
(うち てん茶) | 364t(4位、13.3%) | 全国茶生産団体連合会調べ | |
産出額 | 12億円(8位、1.9%) | 農水省 生産農業所得統計 |
2 本県茶業の特徴
・てん茶栽培が盛ん
抹茶の原料であるてん茶の生産量が京都府に次いで全国4位。
・高品質
令和元年の全国茶品評会や平成29年度の関西茶品評会で農林水産大臣賞受賞。
てん茶については、最も高品質な“一番茶”の割合が高い(73.8%)。
・生産茶種が多様
てん茶、普通せん茶、深蒸しせん茶、かぶせ茶、紅茶を生産している。
・紅茶生産技術に優れた生産者
国産紅茶の日本一を決める国産紅茶グランプリで、愛知県の生産者が2年連続(H27,H28)でグランプリを受賞した。
3 近年の情勢
・輸出の増加
海外での日本茶ブームもあり、本県からの茶輸出量が増加している。
・「西尾の抹茶」のブランド化
平成21年に特許庁の地域団体商標に認定され、
ブランドマークを作成した。
・紅茶栽培が広まる
国産紅茶の認知度や需要が高まり、県内茶生産者も10年ほど前から紅茶生産を始め、(再開し、)現在では10名が生産している(愛知県茶業連合会の会員のみの人数)。
令和元年には、第18回全国地紅茶サミットin愛知が開催された。